脚のむくみ解消に効果的な成分ポリフェノールを含む食べ物まとめ

脚のむくみの原因は？

辛い足のむくみができる原因とは何なのでしょうか

脚のむくみは、血行の悪化と体内の水分量の増加によっておこります。考えられる原因には以下のようなものがあります。

• 運動不足

運動量が不足していると、脚の筋ポンプが十分に働かず脚の血液が心臓へと戻っていかないため、脚にうっ血がおこります。また、筋肉が弱ることによって筋ポンプの作用効率も悪くなり、満足に血液を心臓に戻すことができません。

• 塩分の摂りすぎ

過度な塩分を摂取すると、身体が水でナトリウムを流そうとするため大量の水分が必要になります。水分で血液の量が増え血管が圧迫され、その結果血管の水の流れが悪くなりむくみにつながります。

• 長時間同じ姿勢をとる

立ちっぱなしのお仕事や長時間のデスクワークなどで、同じ姿勢を続けると血行が悪くなります。また、長時間の睡眠でも同じ姿勢でいるため一か所に水分が溜まりむくみにつながります。

脚のむくみを解消するにはポリフェノールが効く！

ポリフェノールとは、植物の光合成によって生まれる色素や苦み成分のことです。ワインや果物に含まれていますが実はその種類は約5000種類にもわたります。緑茶に含まれているカテキン、大豆に含まれているイソフラボン、これらも実はポリフェノールの一種ということをご存知でしたか？

ポリフェノールは、非常に高い抗酸化力を持っています。また、血液をサラサラにして血行をよくしてくれる作用があります。そのため、新陳代謝を上げ、体を温めてくれる効果が期待できます。血の流れが良くなってむくみを解消できる、というわけですね！

脚のむくみに！ポリフェノールを含む食べ物はこれ！

血行をよくし、むくみを解消するためにがんばって脚をマッサージしても、なかなかとれないこともありますよね。マッサージももちろん効果的なのですが、日々の食生活に少しずつむくみに効く食べ物を取り入れてみませんか？そうすることで、早いむくみの解消にもつながります。

• ブルーベリー

ブルーベリーにはアントシアニンというポリフェノールが含まれています。あの濃い青色はポリフェノールのかたまりだったのですね。なんと100gあたり、約300mgものポリフェノールが含まれています。

• スモモ

スモモに含まれているのはタンニンやクロロゲン酸などのポリフェノールです。多く含まれているのは赤い皮の部分。それらを合わせた100gあたりのポリフェノールの含有量は約250mgです。

• いちご

いちごに含まれているのはエラグ酸というポリフェノールです。いちごのポリフェノールは皮ではなく実の中に含まれています。100gあたりのポリフェノールの含有量は約230mgです。

• ぶどう

ぶどうに含まれているのは、アントシアニンというポリフェノールです。ブルーベリーに含まれているポリフェノールと同じ成分ですね。アントシアニンは皮の部分に最も多く含まれているため、皮ごと食べるのがおすすめです。100gあたりのポリフェノールの含有量は約200mgです。

• ワイン

ぶどうが原料のワインにも、たくさんのアントシアニンが含まれています。ワインは原料にぶどうの皮や種を使い、更に発酵の過程でそれが凝縮されるため100gあたり約230mgものポリフェノールが含まれています。

• コーヒー

コーヒーにはクロロゲン酸やタンニンというポリフェノールが含まれています。それらは合わせて100gあたり約200mgです。コーヒーは日々の生活に取り入れやすいのでうれしいですね。

• カカオ

カカオには強い抗酸化作用を持つカカオポリフェノールという成分が含まれています。その含有量はなんと100gあたり約3448mg！ダントツの含有量です。カカオはチョコレートやココアに含まれていますが、糖分も同時に多く含まれています。糖分の摂りすぎにならないように注意して摂取したいですね。